【MHWs】新作モンハン制作者を悩ます誹謗中傷 問われるゲームユーザーの倫理観
1: イージャン速報 2025/07/26(土) 19:07:23.65ゲーム業界が、消費者から理不尽な要求や誹謗(ひぼう)中傷を受ける「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に頭を悩ませている。以前からゲームへの不満に対してユーザー側の暴力的な言動に発展することは珍しくなかったが、近年はクリエイターを名指しで中傷する投稿が交流サイト(SNS)などで目立つ。各社は「カスハラ対応方針」を発表し、悪質な場合は法的措置も検討すると警告するが、歯止めがかかっていない状況だ。■直近2万件レビュー「圧倒的不評」「死ね」「土下座しろ」「無能」「クズ」-。カプコンが2月に発売した人気シリーズの最新作「モンスターハンターワイルズ」を巡り、SNS上に投稿された特定のクリエイターへの誹謗中傷の一部だ。同作ではプレー中にパソコン(PC)やゲーム機が強制終了するなどの不具合が報告されており、ゲーム内容自体への不満と合わせて〝炎上〟する事態となっている。世界最大のPCゲーム配信サービス「Steam(スチーム)」でのユーザーからの直近2万件のレビュー(批評)は最低評価の「圧倒的に不評」となっており、ユーザーの間で不満が渦巻いていることがうかがえる。こうした中、カプコンは7月4日に自社サイトに重要なお知らせとして「カスタマーハラスメントへの当社対応について」と題したメッセージを掲載。「特定の個人を想起させる形での誹謗、中傷、人格否定、脅迫、加害予告、業務妨害予告、ハラスメントなどの行為が一部で確認されている」として、悪質なケースでは法的措置や刑事手続きを含む対処を行うと表明した。カプコンは「特定のタイトルを指すものではない」としているが、SNSではモンスターハンターワイルズの事案と関連付けた反応が相次いでいる。■ユーザー意識、時代の変化に追い付かずカスハラの対応方針に関するカプコンのX(旧ツイッター)への投稿には誹謗中傷を批判する声が複数寄せられている一方で、日本語や英語、中国語などでゲームの不具合を揶揄(やゆ)するコメントも目立つ。ゲーム業界に詳しい東洋証券シニアアナリストの安田秀樹氏は「ゲームが満足のいく出来じゃなかったときに一部のファンが暴言を吐いてしまうことは昔からあった。近年は、企業がクリエイターを広告塔にするようになったことで個人がターゲットになってしまっている」と説明する。全文 産経https://news.yahoo.co.jp/articles/c659a93e3dc3852dacd53c449eb5226977bc28b2?page=1